R/Evolution ストレージ アーキテクチャ
Dot Hill は、ボリューム ストレージ市場向けに Rapid Evolution Storage Architecture™ という画期的な新しいストレージ アーキテクチャを開発しました。sustainable competitive advantageこの高度にモジュール化された動的システムは、OEM テクノロジの迅速な発展とサポートを可能にするように設計されており、OEM はボリューム ストレージ市場で容易に差別化を実現して競争力を維持できます。
Rapid Evolution ストレージ アーキテクチャ (R/Evolution™ アーキテクチャ) は、高レベルのパフォーマンス、ストレージ密度、製品化のリーダーシップ、およびボリューム ストレージ市場で求められる構成柔軟性を提供します。モジュール形式のブレード コンポーネントを使用した R/Evolution アーキテクチャは、ボリューム ストレージ市場ソリューションの迅速、簡単、正確なカスタマイズを可能にする、「Configure-to-Order」にとどまらない「Configure-to-Product」モデルを OEM に提供します。このユニークなモデルは、Dot Hill の製品を同時に OEM 生産する異なる会社間にも製品を差別化する機会を確保することにより、OEM がストレージ製品を市場に投入する方法に大変革をもたらします。R/Evolution アーキテクチャには、次のような重要なメリットがあります。
- 製品化までの期間の大幅な短縮 : これにより、OEM は対象を絞ったボリューム ストレージ市場ソリューションを短期間で製品化し、競争に先手を打つことができます。
- OEM コストの削減 : これを新製品導入のすべての段階で実現します。このように開発コストと導入コストを大幅に削減することで、ボリューム ストレージ市場をリードする価格設定を実現し、OEM の収益性を高めることができます。
- すばやく簡単な統合 : OEM の付加価値テクノロジまたは機能をすばやく簡単に統合できるので、ボリューム ストレージ市場での差別化を促進できます。
ボリューム ストレージ市場に影響を与える主なマクロ トレンド
ボリューム ストレージ市場は強いプレッシャーにさらされています。新しい規制要件やビジネス需要の進展により、コストを抑えながら、同時にこれまで以上のエンタープライズレベルの性能、機能、ソフトウェアを提供するボリューム ストレージ市場ソリューションのニーズが高まっています。その理由は何でしょうか。ファイル サーバー、ディスク間バックアップ、短期間アーカイブ、バルク データのニアライン ストレージなどのアプリケーションのデータは、複数のユーザーにすばやく簡単に提供できる状態でなければなりません。とは言え、このデータは必ずしもミッション クリティカルであるとは限らないので、可用性が高くミッション クリティカルで GB 単価の高いストレージ システムにこのデータを保存するのは不経済です。また、サーベンス オクスリー法や HIPAA などの規制により、膨大な財務データや医療データにも迅速にアクセスできることが義務付けられました。数か月前や数年前のデータであっても、テープ アーカイブはテープからの復元に長時間かかるため、実用的な対策とは言えません。 そのため、急速に拡大する「中間」データのプールを効率的に保存するためにコストと機能の適切なバランスを保とうとする階層型ストレージ戦略が、ボリューム ストレージ市場では不可欠となっています。ボリューム ストレージ市場の原動力となる主なマクロ トレンドは以下のとおりです。
- 階層型ストレージ - 広範で多様なボリューム ストレージ市場では、フリー サイズは存在しません。組織は、組織内の各ストレージ階層の具体的なニーズに対応できるようにパフォーマンス、可用性、コスト、および機能を組み合わせたストレージ ソリューションが必要となります。さらに、新しい技術や、ILM (情報ライフサイクル管理)、D2D (ディスク間) バックアップ、CAS (内容アドレス記憶装置)、CDP (継続的データ保護) などの既存/再パッケージ技術では、購入時だけでなく、ストレージ ソリューションの使用期間全体を通じて、ストレージ ソリューションのあらゆる側面で高い柔軟性とインテリジェンスが求められるようになっています。そのため、効果的かつスムーズに進展および適応できる能力を備えた階層型ストレージのニーズが高まっています。
- 規制 - SEC 17a-4、SarBox 404 項、HIPAA などの新しい規制により、すべての組織で新しいミッション クリティカルな階層型ストレージ戦略が推進されています。財務情報や医療記録などのデータ、および電子メールのやり取りは、追跡し、保護し、セキュリティ保護するだけでなく、必要に応じてグローバルに提供できることが求められるようになりました。これらの要件の動的な本質を踏まえると、製品のライフサイクル全体を通じて、モジュール形式のアーキテクチャを「従量制」で簡単に拡張/アップグレードできるストレージ ソリューションこそが IT 顧客には最適です。
- セキュリティ - データへの信頼済みのアクセスを保証できるかどうかは、ストレージ市場におけるインテリジェンス、アクセス管理、および認証機能の進化を促す要因の 1 つとなっています。ネットワーク業界や通信業界と同様に、認証済みユーザーに生産性の高いアクセスを提供しながらセキュリティを強化できる機能は、ビジネスの成功にとって不可欠です。
- ブレードとグリッド - ブレード サーバーとグリッド コンピューティングの成長は、新しい SAN (ストレージ エリア ネットワーク) 構成とインターフェイス要件を推進する要因となっています。通信、ネットワーキング、クラスタ コンピューティング、およびストレージ用のネットワークが緊密化するにつれて、柔軟性、インテリジェンス、「グリッド対応性」に優れたストレージ プラットフォームが必要になります。ストレージ プラットフォームは、この統合ネットワーキング環境に対応でき、これらの多様なネットワーキング要件の間を移動/移行するためのスムーズなパスを提供できる必要があります。このためには、単なるハードウェアの枠を超え、数々の組み合わせや構成に対応できるインテリジェント データおよび仮想化ソフトウェア サービスも提供できる必要があります。
- ビジネスの継続性 - 中断せずに確実に業務を継続できるようにすることは、世界中の IT 組織にとって最優先事項です。この要件により、ビジネスを継続するためにリモート サイトでのデータ レプリケーションにディスクベースのソリューションを使用し、瞬時にデータを復元するためにテープではなく D2D をバックアップに使用し、費用効果の高いオンラインでのデータ アーカイブに階層型ディスク ストレージ戦略を使用して、規制要件に対応することが増えました。
- オブジェクトベース ストレージ - オブジェクトベース ストレージ (OBS) は、Microsoft の WinFS などの次世代ファイル システムに欠かせない存在となっています。OBS では、ストレージ アクセス、セキュリティ、インテリジェンス、管理に対して新しいアプローチを採用しています。しっかりとした計画性を備えたアーキテクチャがなければ、現在のストレージ ソリューションを OBS テクノロジに移行するのは困難になります。このため、ボリューム市場のストレージ ソリューションには、プライマリ データだけでなく、次世代の最適化されたデータ アクセス、検索、取得に不可欠なメタデータも管理できる新しい機能およびインテリジェンス層に簡単に適応できる設計が必要となります。
- ディスク ストレージの増加 - ディスク ストレージは、3 つの主な理由で増加の一途をたどっています。第一に、コンピュータで生成されるファイルの数が加速的に増加しています。第二に、ファイルのサイズが大きくなる形式が使用されているため、ファイル数が同じでもさらに多くのディスク領域が必要となります。最後に、これまでテープに保存されていたファイルが、データ保護などの規制目的 (アクセス時間の要件) によりディスクに保存されるようになりました。これらの要因により、多くのストレージが必要になっているだけでなく、各アプリケーションのコストとパフォーマンスの両方に最適化されたストレージが求められるようになっています。
ボリューム市場のストレージ要件
5 年前のストレージ市場は今よりもずっとシンプルでした。非常にハイ エンドなメインフレーム市場やミッション クリティカルな市場で、最高のパフォーマンスと可用性が求められていました。ボリューム ストレージ市場では、ワーク グループや非ミッション クリティカルなアプリケーションもサポートされており、エントリ レベル市場は、非常に低コストで機能性の低い小型/スタンドアロン システムの集まりでした。
今日のストレージ業界は大きく異なります。データの量が大きく増え続けているのは同じですが、企業はハイエンドのストレージ システムに際限なく投資することをやめました。また、これらのハイエンドで GB 単価の高いオンライン ストレージ システムと、低コストで大容量のテープ アーカイブ システム (低速で作業が大変なデータ取得) の「中間」に該当するデータの量は増える一方です。加えて、この「中間」データの可用性、アクセス、保護、セキュリティ、パフォーマンスの要件は、用途によって大きく異なります。
- 高パフォーマンスの I/O 集約型のアプリケーション コンピューティングを必要とするデータベースおよび e コマース
- 規制要件を満たす大容量で費用効果の高いストレージ
- 使用頻度は低いものの、常時入手できるようにしておく必要のあるデータのニアライン アーカイブ
- 電子メールやオフィスの生産性向上アプリケーションで生成されたデータ用の費用効果の高いストレージ
階層型ストレージは、IT マネージャのジレンマを解決してくれます。しかし、階層型ストレージ ソリューションは、単に大容量、最適なパフォーマンス、低い GB 単価、確立されたエンタープライズ インフラストラクチャへの簡単な統合、というだけでは十分ではありません。あらゆるタイプのデータにコスト/パフォーマンス レベルの最適なバランスを実現するため、迅速に適応および進化できる能力を備えている必要があります。要約すると、ボリューム ストレージ市場は、構成柔軟性に対する包括的な要件がその特徴と言えます。この要件のため、ボリューム ストレージ市場はストレージ ビジネスの中で最も困難かつエキサイティングなセグメントとなっています。また、この市場には、費用効果を高く保ちながら迅速に最適化してストレージ ソリューションの定義となるさまざまな測定基準のバランスをとることができるモジュール形式の柔軟なアーキテクチャが求められています。
- パフォーマンス - IOPS (1 秒ごとの入出力) およびデータ速度 (入出力時のデータ転送速度) は、パフォーマンスを測定する 2 つの基本的な測定単位です。これらのベンチマーク数値は、市場のストレージ パフォーマンスを定義する基礎となります。重要なアプリケーションで IOPS とデータ速度を提供および最適化できるかどうかは、各アプリケーションに適したソリューションを提供するために不可欠です。
- 管理容易性 - ストレージ リソースを管理、構成、割り当て、および展開できるかどうかは、ストレージ ソリューションで究極のコストと価値を実現するための最大の要因です。ユーザーによる操作を減らし、自動/事前対応型の操作を増やすことは、全体的な効率に影響を与え、総所有コストを低下させる 2 つの重要な要因です。
- 保護 - 新しい規制と競争要件により、データ保護コストはストレージ ソリューションを選ぶ際の重要な決定ポイントの 1 つとなりました。あらゆるレベルのストレージ ソリューションで、特定のデータ クラスのニーズを満たすさまざまなデータ保護レベルに対応できることが必要です。
- コスト - この市場は、必要なレベルのパフォーマンス、管理容易性、保護、密度/容量を達成するためのコストに応じてセグメント化されています。最も明らかなのは取得コストですが、総所有コストに最も大きな影響を与えるのは継続的な維持管理費です。
- 密度/容量 - 標準のラック スペースに収まるディスク数の測定単位。密度と容量を最大にすることで、IT 部門は IOPS と個々のラック当たりの全体のデータ スループット速度を高めることができます。
- ストレージ層 - 1 つのフリー サイズでは対応できなくても、1 つの統合ストレージ戦略を持つことは、投資資本から最大の価値を得るために不可欠です。階層型ストレージなら、さまざまなストレージの性質を 1 つのアーキテクチャに統合することができます。
最初の 5 つの測定基準はストレージ市場のすべてのセグメントに当てはまりますが、最後の測定基準 (ストレージ層) はボリューム ストレージ市場に固有のものです。この測定基準は、広範な性能、機能、処理能力に合わせて最適化された最も費用効果の高いソリューションを提供するために欠かせない要因です。 OEM にとって、この領域での成功は、ソリューションの購入時とソリューションのライフサイクル全体で多様な需要に対応できるモジュール形式の柔軟なストレージ アーキテクチャを生かせるかどうかにかかっています。同時にこのアーキテクチャは、構成やイテレーションが異なっても相互運用性を実現できるように、コア テクノロジを共有する必要があります。
Dot Hill が Rapid Evolution ストレージ アーキテクチャを新しく開発したのはこのためです。このアーキテクチャは、ボリューム市場ストレージ ソリューションで最大の構成柔軟性を実現できる単一の統合ストレージ プラットフォームです。高度にモジュール化された「Configure-to-Product」モデルを使用することで、対象とする市場の特定のニーズと各 OEM が目指す位置付けを満たすソリューションを迅速に作成することができます。Rapid Evolution ストレージ アーキテクチャ (R/Evolution アーキテクチャ) を使用すると、OEM は成功に必要な特性や機能のバランスをとることができるだけでなく、ボリューム ストレージ市場の 1 つの測定基準、または 6 つの測定基準すべてに適したツールを手にすることができます。
Rapid Evolution ストレージ アーキテクチャ
上記にまとめた市場要因にうまく対応するストレージ ソリューションを提供するため、OEM には市場の柔軟性と製品適応性を実現するボリューム市場ストレージ プラットフォームが必要です。さらに、これらのソリューションは、顧客に投資保護を提供するだけでなく、新しい需要や要件がストレージ戦略に配置されるたびに、費用効果を高く保ちながら簡単に適応できる必要があります。R/Evolution アーキテクチャは、以下の機能でこれを実現します。
- シャーシ プラットフォーム間でコア テクノロジを共有
- 高度にモジュール化されたブレード型アーキテクチャ
- OEM の付加価値/ストレージ アプリケーションを簡単に統合
- 高度なファイル/ストレージ管理サービス
- 一般的なスペア部品と現場でのアップグレード
R/Evolution アーキテクチャのこれらの基本的な特性は、応答性や柔軟性といった Dot Hill の企業文化によってさらに推進されています。Dot Hill はパートナーとして、OEM 顧客およびエンドユーザー顧客のニーズを満たす革新的なビジネス モデルをサポートしてきた実績があります。 この結果、市販の価格と柔軟性を備え、開発時も開発後もストレージ ソリューションの性能や機能を根本的にカスタマイズできる利点が実現しました。
R/Evolution アーキテクチャは、今日のストレージを動かす多くの市場要因の将来を示すロードマップです。この共通のコア テクノロジは、パフォーマンス、機能、容量、管理容易性を拡大し、旧式化から資産を保護するほか、OEM とその顧客がストレージ システムの寿命全体を通じて、変貌するストレージ ニーズに、簡単かつ手ごろな価格で対応できる動的経路をサポートします。これにより、R/Evolution アーキテクチャを使用しないソリューションにありがちなオーバーヘッドがなくなり、より高いレベルの投資保護を実現できます。OEM は、今日および将来の市場に動的に合わせて商品を製造することが可能になりました。
階層型ストレージ モジュール (TSM)
R/Evolution アーキテクチャの階層型ストレージ モジュールは、業界最高レベルのドライブ密度と最も効率の高い標準ラック スペース使用を実現する RAID、SBOD (Switched BOD)、および JBOD 構成をサポートしています。R/Evolution アーキテクチャは、複数シャーシ構成に対応しており、ファイバ チャネル (FC)、シリアル アタッチド SCSI (SAS)、およびシリアル ATA (SATA) ドライブをすべて 1 つのシステムの同じラックでサポートできます。このような柔軟性を備えているため、OEM はボリューム ストレージ市場ソリューションでコスト、保護、パフォーマンスの測定基準のバランスを正確にとることができます。
R/Evolution アーキテクチャは、標準ラックで 20% 増のディスク ドライブを提供します。このため、容量、パフォーマンス、費用効果を高め、データ センターのデータ速度/ラック当たりの IOPS を向上させることができます。
ホスト インターフェイス モジュール (HIM)
HIM は PDC モジュールのコンポーネントの 1 つです。HIM を使用すると、インターフェイス間でホストへのコントローラ接続を切り替えることができます。R/Evolution アーキテクチャは最初、4Gb の FC、3Gb の SAS、1 Gb の EiSCSI 接続をサポートします。さらに HIM では、10 Gb の iSCSI、8Gb の FC、Infiniband、その他のホスト相互接続など、新しいインターフェイスを簡単に追加することもできます。このため、OEM とその顧客は、ストレージ インターフェイスの収束を予期し、すぐに適応することができます。
パフォーマンス データ コントローラ (PDC)
R/Evolution アーキテクチャのコア コントローラ テクノロジは、必要な場所で必要なときにパフォーマンスを実現できます。柔軟な設計により、200,000 回の IOPS で 1.5 GB/秒のデータ移動を実現でき、競合他社のボリューム ストレージ市場ソリューションの最大 2 倍に相当するパフォーマンスが得られます。パフォーマンスと保護に関する複数のパラメータが提供される PDC のモジュール形式アプローチにより、OEM はコストとパフォーマンスの測定基準のバランスをうまくとることができます。また、エンド ユーザー顧客のために配置後の適応性も提供されています。PDC では、コントローラごとに複数の CPU 速度、および 512MB ~ 2GB のキャッシュ増分をサポートしています。 PDC は、RAID I/O モジュール、ホスト インターフェイス モジュール (HIM)、およびドライブ モジュール (DM) の 3 つのコンポーネントで構成されています。RAID I/O モジュールは、R/Evolution アーキテクチャの RAID エンジンです。RAID I/O は、RAID 機能の柔軟なソフトウェア コアであるだけでなく、ストレージ サービス ソフトウェアもホストでき、R/Evolution アーキテクチャの管理エンジンも搭載されています。Dot Hill 独自の PowerFlex RAID テクノロジと弊社の特許出願中の SimulCache により、業界をリードする書き込みパフォーマンスが実現します。さらに、PowerFlex RAID には、Dot Hill コアまたは OEM RAID コアを実行して OEM 統合を向上させる柔軟性も備わっています (HIM と DM については別項で説明します)。
ドライブ モジュール (DM)
DM は PDC モジュールのコンポーネントの 1 つです。DM は、新しいドライブ インターフェイスを 1 つのアーキテクチャで追加、変更、拡張するための柔軟なオプションを提供します。
ストレージ アプリケーション ブレード (SAB)
R/Evolution アーキテクチャの高速バック プレーンは、サーバー ブレード、クラスタ ファブリック ブレード、その他の OEM アプリケーション ハードウェア ブレードなど、複数の種類のブレードをサポートしています。業界標準のインターフェイスを使用した R/Evolution アーキテクチャの SAB は、環境のニーズに適応できるため、投資保護だけでなく差別化の機会も提供できます。OEM はこれらのブレードを使用して付加価値ソフトウェアをホストし、複数の垂直的アプリケーションやエンタープライズ アプリケーションに狙いを絞ったソリューションを同じコア プラットフォーム上で構築することができます。コモディティ化が進み、利ざやが縮小の一途をたどる今の時代に、ソリューションを差別化して利益を高める可能性が最も大きいのは SAB かもしれません。
ストレージ サービス (DSS)
- スナップショット – スナップショットを使用すると、ディスク ボリュームの特定時点のコピーを作成できます。ストレージ サービスを使用すると、ボリュームの完全スナップショット、または最近の変更のデルタ スナップを作成できます。顧客は特定の時点までロールバックすることができます。これらのディスク イメージを使用して、データをレプリケートしたり、新しい使用ボリュームまたはビジネス継続ボリュームを作成したりできます。
- リモート レプリケーション – ビジネス継続性を確保する決め手は、火事や台風、地震などの局地的/地域的な事象が生じた場合に、遠くからデータを保護できる機能です。ストレージ サービスなら、世界中のどこでも任意の IP ネットワークを通じてデータをレプリケートおよび保護することができます。リモート ボリュームは、読み取り、読み書きが可能なほか、OS でリモート ブート デバイスが許可されていれば、ブート ボリュームにすることができます。
- RAIDar Manager - Dot Hill の RAIDar Manager を使用すると、操作を中断せずに、動的にディスク ボリュームを作成、構成、および管理できます。このツールにより、ユーザーはストレージ システムのあらゆる側面を完全に管理し、レポートを作成することができます。
- ストレージ プレゼンテーション サービス - Dot Hill のストレージ プレゼンテーション サービスを使用すると、さまざまな方法でのストレージの提示が可能になります。ファイル サービス、ストレージ仮想化、リソース管理、クロスベンダ API、柔軟なソフトウェア/機能のライセンス、SMI-S などの業界標準のサポートを実現します。これらのサービスを活用することで、OEM は既存の製品ラインに緊密に統合したソリューションを構築し、独自の付加価値を生み出すことができます。
R/Evolution アーキテクチャのメリット
R/Evolution アーキテクチャの中核にあるのは、高度にモジュール化されたブレード型設計です。この「モジュール コア」により、OEM は以下の図に示す包括的な構成オプションを持つことができます。各モジュール コンポーネントを使用することにより、OEM は低コストの「受注生産」モデルで個性を創出し、ソリューションに適したアプリケーションに的を絞ることが可能になります。さらに、高度にモジュール化されたブレード型の設計により、OEM エンドユーザー顧客に将来のアップグレード性も提供されるため、投資保護と長期の ROI が保証されます。
R/Evolution アーキテクチャでは特定のモジュール コンポーネントとオプションを選択できるため、ボリューム ストレージ市場のさまざまなサブセグメントに対象を絞った、実質的に「市販」のソリューションを作成することが可能です。さらに OEM は、独自のニッチ セグメント内で大きな差を付けるソリューションを作成できます。ここに示す図と下の表は、ボリューム ストレージ市場では 1 つのサイズですべてに対応できなくても、1 つのアーキテクチャですべてに対応できることを説明するため、さまざまな構成をどれだけすばやく特定できるかを例示したものです。
最後に、R/Evolution アーキテクチャは今日のボリューム ストレージ市場のニーズに対応するだけでなく、将来に向けて従わざるを得ないロードマップとなります。ストレージ市場が日々変化を遂げる中、ほとんどの変化は小さく、増分的なものでしょう。しかし、突然の劇的な変化に襲われても、ブレードとなった、モジュール形式で交換可能な R/Evolution アーキテクチャを使用すれば、OEM およびその顧客はこれらの変化に無理なく迅速に適応できます。ストレージ ネットワーキングのパフォーマンスの変化は、この最たる例でしょう。パフォーマンスの大きな変化により、一部の市場参入会社は新しい変化に対処しようと必死の「市場確保」または「スライドウェア」モードに入りましたが、R/Evolution アーキテクチャは OEM に、前もってこれらの変化を有効に管理できる 1 つのソリューションを提供しています。
OEM にとってのビジネス上のメリット : R/Evolution アーキテクチャ + Dot Hill
Dot Hill は、OEM がストレージ製品を市場に投入する方法に革命をもたらしました。R/Evolution アーキテクチャを使用することにより、OEM は差別化を進めて利益を高める付加価値サービスを簡単に組み込むことのできる統合ストレージ プラットフォームを提供しながら、製品化までの時間を短縮し、開発コストを削減できます。
製品化までの時間に関するメリット
R/Evolution アーキテクチャは、複数の製品群で使用可能な単一の設計コアを作成します。この製品は、さまざまなシャーシ サイズ、ホスト接続、ドライブ種類、統一小売価格のギャップを埋めることができます。製品群全体で共通の部品およびサービスに対応できます。つまり、R/Evolution アーキテクチャを使用することで、OEM は「Configure-to-Product」モデルを生かし、市場投入までの時間を大幅に短縮できます。
開発コストの削減
R/Evolution アーキテクチャでは、OEM の新製品導入のあらゆる段階 (考案、設計、製造) でコストを削減できます。これにより OEM は開発費を大幅に節約できるため、ボリューム ストレージ市場で市場をリードする価格を提供し、OEM の収益性を高めることができます。しかし、メリットは製品に関してだけではありません。Dot Hill の柔軟なビジネス モデル、共同開発のあらゆるレベルのサポート、およびグローバル ベースでの市場投入モデルにまで及びます。これにより OEM は、OEM およびその顧客にとって最大の価値を生み出すプログラム/製品の部分に力を注ぐことができます。
ストレージ統合プラットフォーム
R/Evolution アーキテクチャは、OEM の付加価値アプリケーションにホスト プラットフォームを提供します。ソフトウェアの付加価値が市場の差別化を決定する要因であり続ける中、Dot Hill は利益率の高いこれらのソリューションを実現する理想的なボリューム市場ストレージ プラットフォームを提供することに全力を尽くしています。Dot Hill のコアであるストレージ サービス ソフトウェアと OEM 付加価値アプリケーションを組み合わせることで、市場の強い力を生み出すことができます。
まとめ
ボリューム ストレージ市場が進化を続ける中、Dot Hill およびその R/Evolution アーキテクチャは、OEM およびその顧客のニーズに対応し続けています。モジュール形式、柔軟性、パフォーマンス、エンタープライズ データ管理機能に対するニーズは高まる一方です。R/Evolution アーキテクチャは、OEM がボリューム ストレージ市場のあらゆるセグメントでソリューション構築を成功させ、顧客が将来、シンプルで費用効果の高いアップグレードにアクセスできるようにして投資保護を実現する、完全で柔軟なテンプレートとなる統合プラットフォームです。
PDF バージョンのダウンロード (4.5MB PDF)
R/Evolution デモ (8MB Zip)
Dot Hill を選ぶ理由 (472KB PDF)
2730 データ シート (504KB PDF)

